2012年05月31日更新
「卓球競技」のトップアスリート(3/5)

写真:「卓球競技」のトップアスリート(3/5)

3月25日〜4月1日にかけて、2012世界卓球選手権 ドルトムント大会団体戦が行われ、女子団体戦は惜しくも6大会連続続いていた、メダルを獲ることができませんでした。

内容的には良かった点も多かったそうですが、課題の多く残る戦いだったそうです。ただ、ここで成長しているなぁ〜と思うところは、「相手が強かった」だけで終わるのではなく、冷静に自分のことを自分なりに、整理というか分析ができていることではないかと思うんです。

愛ちゃんの中では、“負けには2種類ある”そうです。
・1つ目は「何で負けたか分かっていない負け方」
・2つ目は「敗因がちゃんと分かっている負け方」

世界選手権では負けてしまいましたが、愛ちゃん的には、良い負け方と自分で分析できており、五輪に活かせるよう日々頑張っていると、目は輝いていましたよ。

確かに私達の試合でも「訳分からず負けてしまった」「何も覚えていない」なんていう声も聞かないではありません。

「あ〜やればいいのになぁ〜」とはたから見ていても、プレーヤー(競技者)の感覚と、コーチ(応援や外部)から見ている感覚とは、若干ズレのあるのもこれまた事実です。

自分が気づいていない・見えていない・できていない部分などを「気づかせてくれる」のがアドバイスでもあると思うんですよ。

上達のスピードの違いは、個人差もあり、年齢的のこと・体力的なこと・男女差・練習量や質・指導力など一概には言えません。しかし、いかにそれを自分が、真摯に素直に受け入れることができるか、できないかが、早いか遅いかの差に、なっていくものだとも思っています。

卓球教室などで以下のことを、よく耳にしたり・言ったことなどがあったりしませんか…
・「やってるんですけど、出来ないんです〜」
・「あ〜そうですか?やってるんですけどねぇ〜」
・「入らないです・できないです」
・「年だから」「覚え悪くてぇ〜」「今さらねぇ」など
〜でも当然といえば当然だとも思いますよ。

だってある程度の年齢がいってから、卓球をやられているわけですから、すぐに出来なくても当たり前だと思うんですよ。

・目的も強くなる→健康の為が主に。
・練習量も一日4〜5時間→週1・2度程度の2〜3時間程。
・競技する→体を動かすなど、個人差はありますが、こういったことなどの違いから言えることではないでしょうか。

そう考えると、「若い頃のご自分」と「年齢と共に年輪を重ねてきたご自分」とでは、若干覚える・上達する速度や幅・時間に差ができるのは仕方のないことかもしれませんね。

「できる」「できない」からの先入観から入るのではなく、「今の自分にはできないけれども…」と、長いスパンで考えられては、どうだろう?(※スパンとは、時間の幅のことです)
物事を始めるのに、遅すぎるなんてことはありませんよ〜!大事なのは「興味を持つ」ということ。

以上これらは、あくまでも私の、主観的な考えであります。

色々な方面からの、受け止め方等はあろうかとは思いますが、考え方の一部であるということを、ご理解いただければと思います

だ〜いぶ横道に逸れてしまいましたが話は戻り…

今も一試合一試合を大事に、国際大会で世界を飛び回っているそうです。なぜなら、オリンピックでより良いシード権を獲得するため・メダルを狙うには、世界ランキングを上げる必要があるからだそうです。

出場権を取るだけじゃダメなんですね!「団体戦が好き」という愛ちゃん。

人一倍責任感の強い愛ちゃん。人(チームのため日本ため皆の為)に戦う時には、物凄いパワーを発揮してくれそうな気がします。それが愛ちゃんの為にも、繋がっていくんだと思いますね。(自分の為だけだと、妥協しちゃうかも)

きっと7月には、輝く色の何かを、持ち帰ってきてくれるものと、思っています。(グチ)