2012年06月27日更新
卓球基礎講座 23 「レシーブ」−2

写真:卓球基礎講座 23 「レシーブ」−2

卓球基礎講座 23 「レシーブ」−1 レシーブの考え方に続き、打ち方と練習戦術です。

レシーブの打ち方、練習法…

*ツッツキレシーブ
・サービスの方向や、球質を見極め軽くバックスイングを取る
・バウンド直後の上がり際を捕える
・そのまま肘を伸ばしながら振りぬく。

*フリックレシーブ
・サービスのタイミングに合わせバックスイングを取る
・右足を踏み込み、身体をボールに近づけて台上で打つ。

*ストップレシーブ
・サービスの方向と質を見極め、素早く移動し体制を整える
・肘を伸ばしてバウンド直後を捕える
・打球は相手コート上で短く止めるように!!

*ロングサービスに対したレシーブ
・サービスに威力があるので、強いスイングは必要ない
・ラケットの角度を上手く調節し適切な角度でボールに当てるだけが目標と成る
・コースや高さが甘ければ、バウンドの頂点をしっかり捕え、カウンター攻撃に出ても良い      (強く振る必要はない)

*ロングナックルに対したレシーブ
・ラケットを卓球台に対して垂直気味に出す

*短いナックルに対したレシーブ
・ツッツキで高く浮かせてしまったり、上回転をかけオーバーミスが考えられるので、ラケットを台に対して垂直に振り、基本的には押しこむようにレシーブするのが安全

*フリックレシーブはラケットを軽く握り、スイングは手首のしなりを生かし、素早くコンパクトに振る。
ラケットの向きは、下回転が強ければ、やや上向きにして上方に、弱ければかぶせ気味に前方に振る。

*ストップレシーブは、ツッツキの練習時に、前に出てストップし、その後はツッツキで返球し続ける。

*深く、長いツッツキレシーブは普通のツッツキでは少し工夫が足りないので、思い切ってエンドラインぎりぎりにバウンドするように、深い、速い、ゆっくりとツッツキ出来るようにチャレンジするのも良いと思います。


カット選手以外でもある程度のテクニックがあれば、ほとんどのサービスはカットでレシーブすることが出来るはずです。
プレーの幅が広いほど、試合を優位に運べるスポーツ、それが卓球です。
カットマンでなくても、普段の練習カットでレシーブ出来ると良いと思います。

先日の試合でも、イボ高選手がラリー中、コースを振られ間に合わず、フォア側に来たボールを、イボ高ラバーでカットして繋ぎ得点をあげていました。良い判断ですね(O)
きっと、手を伸ばしイボ高でスマッシュしてもミスになったでしょう…


レシーブの練習としては…試合などを通して自然に身につくものですが、練習相手にサービスを出してもらい、レシーブ強化をするのもいいでしょうね!
フリックレシーブなどは、試合でやってみると言う訳には行かないし、身に付けると大きな武器に成る事は確かです。


色々なレシーブ強化をすれば、そのまま得点になるほどの強力な武器に成るはずです。
又、スマッシュにつなげられる1本にも成り得ますよね(^^)