2013年01月28日更新
マスク好き派? 嫌い派?

写真:マスク好き派? 嫌い派?

最近は非常に寒い日が続いて、ニュースでインフルエンザが流行ってきていると耳にします。
そのせいでしょうか、レディース卓球練習会に参加したり、スポーツセンターでの練習など、
この時期、卓球練習に夢中に成れない人が多いような気がします。

電車で出掛ける時にもマスクをしている人も沢山みかけます。
勿論、私もマスクマンです。
マスクについて効果が気になりました。


私達の勘違い、「空気感染」と「飛沫感染」を混同しているようです。

飛沫は咳をした時とかに、口から飛び出す小さな水しぶきで2メートルくらいしか飛ばない。

飛沫の水分が蒸発してウイルスだけになり(これを飛沫核という)、
それが空中を漂うのが空気感染です、そして 飛沫核は何メートルでも飛ぶそうです。

空気感染する病気は、結核、水疱瘡、はしか、の3種類。
他のウイルスは、飛沫核だけの状態で空気中を漂うことができないと言います。

つまり今一番気になるインフルエンザは原則的に「飛沫感染」と言われています。


マスクは、飛沫核はブロックできないが、飛沫はブロックしてくれる。
(N95マスクなら飛沫核もブロックできるが、普通の人が正しく装着するのは難しい)

だからマスクをすることで、インフルエンザ予防には一定の効果があるというわけです。

*更にまとめると、マスクの使用は……
感染者が装着した場合、「かなり」効果がある。
未感染者が装着した場合、「それなりに」効果がある。
どちらも100%ではないですが、感染の可能性を低くできるなら低くしてみてはどうでしょうか?

あるテレビ番組で防御率の実験をしていました。
口とマスクの間に両面テープを貼って、外部から入る空気を遮断した時だけ100%でした。
医療用マスクで看護師さん装着で86%以上防御力、普通人装着でお徳用数十枚入りマスクで0%、
99%除去をうたっているマスクでも0%でした。…うそ〜ん^^;

この実験では、どんなマスクでも顔との密閉率を100%にしたら、防御力は向上しました。
看護師さん装着はちゃんとしてたのですね。
しかし、話をしたりするとすぐにズレてしまい、完全は不可能という事でした。

ウイルスをフィルター出来る様なマスクなら十分な空気が吸えず窒息してしまいます。
N95をつけた事がありますか?あれはきっちり装着できると息苦しいです。
苦しくない付け方は失敗であり、横から空気が入る様ではN95の意味を成してません。


でも私はマスク好き派(^^)…皆さんは?
吐いた息があったかくそれを吸うため、暖かい空気が吸える利点があり、粘膜の湿度を保持して、
微生物が入り難くするのです。
主には他人の為です。それが回りまわって自分の為にもなるということですね。