2014年07月10日更新
自分のプレーを活かせる「卓球用具」

写真:自分のプレーを活かせる「卓球用具」

卓球をやる用具として必要なものは「ラケット」です。

これからお始めになられる人は、ボールの弾みを抑えた「コントロール性の良いラケットやラバー」からお始めになられると、感覚もつかみやすいかも知れませんね。

また、レジャー用として「ラバー張りラケット」等というものが、各社メーカーで売られております。

■Butterflyからは…
・「福原愛ドリーム・シエーク」5枚合板
・ボール2個付(レジャー用として使用のこと)
・(ラージボールには対応できない)

■Nittakuからは…
・「ジャパンオリジナルシリーズ」・「スマッシュシリーズ」ボール2個付、5枚合板
・ニッタクの「貼り上がりラケット」は…
“日本卓球協会公認”で公式試合に使用する事が出来るそうです。そうなんだぁ〜
・ラージボール貼り上がりシエークラケット
「スペシャリストネオシエーク」、「スペシャリストネオペン」

■TSPからは…
・「ジャイアントαシリーズ「シエークハンド」ヘッドカバー、ボール2個付
・ジャイアントプロシリーズ「シエークハンド」「ペンホルダー」
・「ソフトシリーズ」5枚合板
・ジャイアントラージシリーズ「ラージボール用」もありました。

各社千円〜2千円で販売されておりますが、ラージボール用は3千円〜4300円とお高めです。でも試合参加も出来るラケットが、千円程で手に入るとはお手軽ですね。

回転やスピードは抑えられていますが、打たれたボールが“ナックルボール”になりそうで、意外と相手はやりずらい?(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

しかし「貼り上がりラケット」「ラバー張りラケット」は、ラバーの貼り替えが出来なかったり等、これから卓球を初めて行こうとされる方には、物足りなさを感じられることでしょう。
(ラバーとラケットは、別々での購入がおススメです!(^^)!)

卓球の用具として「ラケットに貼るラバー」は、大きく分けて「裏ソフトラバー」と「表ソフトラバー」の2種類があります。
(※ラバーとは、ラケットに貼るゴムのことをいいます)

そこで「表ソフトラバー」のことについて、ちょっこし書いてみたいと思います。

■ラバーの表面(顔)
・ツブツブ(ニキビ顔です)
・スポンジの上に粒を表面にしたシートが貼られています。
・ツブの大きさや高さなどにより、ボールの変化がかわります。

■回転量
・「裏ソフトラバー」に比べて少ない。
・ツブ(点)とボールの接地面が少ないため、ひっかかりは低い。
・よって返球も(回転の変化の幅が少なく)単調・ワンパターンにもなりやすい

■スピード(球離れ、初速)
・速いですよ〜
・相手の回転に影響されにくい
・ボールが滑る感じやコントロールの難しいところもある

■重量
・軽量級(中には(両面裏ラバー)ラケット重量の軽減策や調整という方も…)

■価格
・お手軽かも…

■寿命(ラバーの使用期間)
・おサイフに優しく“ご長寿ラバー”!?
(替え時は、粒が低くなる、取れてくる、弾みで判断…)比較的使える期間は、長い模様
もちろん、練習量やお手入れ等により違いはありますが…

■「回転系」・「スピード系」・「変化系」がある

■こんな人が「表ソフトラバー」に向いている
・スピードがあるボールを打てるため、前陣(台の近く)でのプレー、反応できる人
・「パワー系」より台上での攻撃、細かいプレーのできる“机上系”?の方…

■(ダイナミックなパワーや回転系重視)の男性陣に比べ(お淑やかな?)女性方には(変化系)表ソフトラバーの利用が多く見られている模様。
(「変化に鈍感なラバー」の特徴も好まれている要因の一つでしょうか?)

■(使用者)少ないためかラバーの種類は(裏に比べて)多くはない。

表ソフトラバーは、はじめから使うには難しいラバーなのかも知れません。
スタートは(ラバーとの接地面が多い)裏ソフトラバーから、様々なボール扱いなどを体験されてからの方がよいでしょう。

自分の特徴・長所(プレー)を活せる用具選びは難しい!!
でも、使用される際には、そのラバーの特性、クセ、長所短所を知っておくことも大切です。

裏ソフトラバーから表ソフトラバーへ変更され、プレーは前と同じプレースタイルでやっている方も時にいらっしゃる。

実に勿体無い、なぜ替えたのかな…と“不思議ちゃん”でありました!?

自分の短所をカバーするため…
「相手の回転を気にせず、打っていける」ためじゃないのかな〜・・・!?

自身の特徴が「速いボールに反応できる」「プレースタイルが合っている」など…
“自分の長所を生かせるため”の変更じゃなかったのかな・・・!?

残念ながら道具は、自分に合わせてくれまヘン(・へ・)

用具選びは大変ですが、またそれも「卓球の楽しみ」でもあります。
自分を活かせる用具選びはつきません…。