2014年10月25日更新
「カウント器」も競技演出者!!

写真:「カウント器」も競技演出者!!

1ヶ月後の審判要請を受けて「卓球競技の審判法/審判員の手引き」に再、再々度目を通しています。
いつもと違い時間もあるので、手引き本の最後部から読んでいます。

先日の数カ月ぶりの大会では、20cm位の小さなカウント器での審判でした。
このカウント器を開いてみたら「え〜〜」と驚き、戻そうとしてモタツキましたがダメでした。 
ゲーム開始前から”0-0 ”と表示され後ろのポケットに元に戻せないように挟み込まれていました。
以前もこれをみて、審判としてダメなんだと思いながら流されています。

カウント器を正しく使うことはマッチの演出の需要な一部である。
また、操作する者は、自分達の義務を認識している事は大切である。

カウント器は、使い方によっていろいろな情報を表すことが出来る。
例えば、マッチ前には「カウント器」を何も表示されていない状態にしておき、両方の競技者がコートに入ったらゲームスコアを”0-0”にすることで、競技進行役員に必要な情報となる。

一般の大会でも、カウント器の向ける方向は役員本部に向くように指導が浸透されてきていますね☆彡


17 カウント器の審判法はあります。
17.3 ゲーム開始前は、ポイントスコアは何もしていない状態にし、”0-0”を表示してはならない。
  主審がゲーム開始時に「”0-0”ラブオール」と宣告してから”0-0”を表示する。
  ゲーム終了時には、主審の記録や観客のために、終了時のポイントを暫くそのままにしておく。

17.4 カウント器に、「ゲームの結果」と「ポイントスコア」とが同時に表示されることは避けなけるばならない。
  「ゲームスコア」は「ポイントスコア」を元に戻すまでは変えてはならない。
  例えば、「ゲームスコア 1-1」「ポイントスコア 11-7」を次ゲーム目直前の表示は、「Gスコア 2-1」「Pスコア 11-7」としてはならない。
  「Gスコア 2-1」は11-7を0−0に戻してから表示することです。

17.5 カウント器は選手は勿論ですが、観戦している人達にも見えるように気を配り、上方に持ち上げたり、タオル使用時の6本毎に、横に向ける。

17.6 ポイントスコアの数字が越える場合のより良い方法は、”10-10”から加算して表示をすると良い。
  こうすることにより、観戦者にとって1ポイント毎にサーバーが交替することが理解できる。

18 最後の結びには、審判は難しく、労を要するものです。
  公平にしなければならないが しかし 寛大すぎず、厳格であっても差し出がましくなく、押し付けること無く、自信を持って行動しなければならない。
  審判の資質は経験のみを通じて得られるものです。

    どんな大会でも審判法を身につけハッキリ声を出してやりたいと思いませんか(^O^)/