2014年11月28日更新
卓球プラボール登場直前! プラ対策はどうする〜

スポーツ会館での練習で、現在のセルロイドボールはもう製造していないので買えないから、今あるボールを大切に使わないと〜との声が聞こえてきました。エ〜(・o・)

プラスチックボール時代をどう切り抜けるべきか?…を勉強してみました。
私は、双魚とTSPのプラボールでの試打は少しですが遣ってみました。
今の道具ではボールが浅くなり、スマッシュが決まりにくく打ち返され、ラリーが続く様に感じました。
そして、何よりも相手のサービスにオーバーミスやドライブミスなどが起きて、ラバーを考えなくてはいけないのかと思っています。

皆さんの試打の感想を聞いたり、読んだり…
沢山の用具を使って試してその中で見えた特徴、傾向と私がミスしたり感じた事との共通点が多々ありました。

:実際に打ち合ってみて気になったのは、球が飛び出す角度は明らかに、以前より上向きになっています。
更にスピードは増していて、回転量は落ちているので、オーバーしやすくなります。
音も以前に比べて少し大きいです。パキンパキン鳴ります。

:カットマンでは…
カットの回転量も落ちているので、簡単にドライブで持ち上げられてしまいます。
バックに粒高を貼っていても、台上の変化がかなり落ちてしまうようです。
カットマンには辛いのではと思われます。

つまり、新しいプラスチックボールでは、ラリーが続きやすくなると思います。
カットマンにとっては、相手がドライブを落としてくれる事は減り、ラリーが長くなる事によって増々、疲れるので厳しくなりそうです。
回転よりもスピードを重視した戦型、用具のほうがやりやすいと感じたそうです。

:プラボールの性能は…
ボールによって性能差があるが、双魚のボールでは、回転がかからないこと以外は、38mmボールに近い性能を有している。

1:スピードが出る
2:回転がかからない
3:直線弾道
4:規則的に飛ぶ
5:受けると重く感じる
6:割れる気がしない

ボールが飛んでオーバーミスしてるだけ、飛距離が出るので台に収まらない。
適切な弾みに調節すればどちらかというと真っ直ぐ飛ぶ。
プラボールはサービスが切れない事と、ドライブが棒球になってしまうこと。
硬いラケットに粘着ラバーで打つとスリップする。
擦り打ちすると盛大にスリップするので、食い込ませて打つか、ブッツケで打つしかないそうです。

※スリップしてしまうのは…ボールの摩擦力が低く、更に接触時間も短い為の様。

卓球ボールにセルロイドが採用されていた理由として、セルロイドのマットな質感を演出し、同時に摩擦を増大させる効果もありました。
だから、沢山打つと現在のセルロイドボールの表面がつるつるしてくるのを感じるのですね。
ところが、プラボールは質感を付けられないというのです。
材質の摩擦力が低くなり、サービスと擦り打ちは、滑りまくってしまうのですネ!

粘着系でシートの摩擦係数自体は低いラバーに比べ、シートの摩擦係数がもともと高いラバー、つまりスピン系ラバーが反応が良い事がわかった。
スピードはボールが勝手に出してくれるので、スピン量を重視したラバーがおすすめらしいです。



:ラケットをソフトにする(・∀・)
セルロイドでは非常に良かったハードウッドラケットが、プラでは真っ直ぐ飛びすぎてしまう。
そこで、38mm時代のソフトでやや上に飛ぶラケットでは、弾みも抑え気味である。

※ラケットがボールを上に押し上げつつ、ラバーがボールを弧線を描かせる。
つまり、ラバーの摩擦力を生かせる組み合わせとなります。

※ソフトな桐材が中芯のラケットにすると、それがクッションになってボールを掴む感触があり、硬いの中国ラバーでも、がっちりボールを掴んで、しっかり回転をかけてくれるそうです。



:プラ対策として必要なのは擦り打ちをやめて、ラケットかラバーのどちらかを今よりソフトにする
ドライブは今まで以上にスピンをかけるので、コンパクトに振ると回転がかからないので、遠心力を使ったドライブにした方が回転がかかります。
手首を必要以上に使うと擦った打ち方になってしまい、スリップの原因になります。
ドライブの時は、手首を使いすぎず肘を中心にして打つ。


:サービスが弱体化するのは避けられないが、モーションを工夫するか配分を変えたりするしかない。
フットワークが遅いと感じた相手に対してはロングサービスを多用してもプラボールは弾道が素直で取りやすいため、打ち返されてもまた返しやすい。


読んでみた感想では…38mm時代のラケットの選び方で良い様ですね。
ノングルーでは軟らかすぎたラケットも、プラスチック時代では生きてくる様です。
私のラケットは軟らかいのでこのまま、裏ラバーはスプリングスポンジなので良さそうですが、、表ラバーは少し研究してみようかと思っています。