2015年05月24日更新
卓球プラ時代 襲いかかる「ナックル」!?

プラスチックボールは以前のセルロイドに比べ、ナックルボールが多くなってきた様に思われる。
高さだけでは狙えない「ナックル」という回転!!

他のスポーツ、野球ではよく知られた、有効な投球方“ナックルシュート”と同じ球質。
最近サッカーでも、使い手が多くなてきています。
そして、バレーボール界でもレシーブミスを誘っている。

私も表ラバーに変更してから、ナックルボールを利用していました。
この時も、自分でナックルボールを繰り出しておきながら、スマッシュの失敗もしてきました。

プラスチックボールになってから、女子選手は男子選手に比べ、サービスやツッツキではナックルボールになってきているようです。
ここぞという高さでの強打では、スマッシュミスが増えてきています。
最近の戦い方は、ナックルボールを操って、相手のミスを誘って、イボ高の戦い方みたいになっています。
ラリーの先には、自分のスマッシュで決めて点を重ねたい…^^;

ナックルの打ち方は、「プッシュ打法」が基本だと思いますが、もう少しつき詰めてみたいと思います・
ナックル強打とナックルボールの打ち方……
ここで注意すべきは、通常、ナックルというのは「無回転」のことですが、「ナックルボールには2つのタイプ」があるということです。

実際には卓球ボールが飛んでくる時「ゆっくりとした下回転がかかったボール」と「ゆっくりとした上回転がかかったボール」のどちらかです。
そして、打ち方はこのボールのタイプを見きわめ、打撃スイングの軌道やラケット角度を修正する必要があるというのです。

ナックル強打について…
この打法は「水平強打」で飛んできたボールの高さにバックスイングをもってきて、そこから水平に打つ。
ナックル強打の場合は、飛んできたボールと同じ高さからバックスイングをとるのは水平強打と同じで、ミートする瞬間に少し「下の方向」に押し込むように打ちます。
つまり、水平強打しながらカットが入る様な感じ。…難しい(・・?

対ナックルの打ち方には、基本的に4種類の打法があります。
・1つ目は水平打法です…ボールの斜め横(外側)をラケットを台にたいして直角にたてて、するどく強打します。
・2つ目はナックルボールは打つと落ちやすい性質なので、普通のロングボールを打つよりも、少しだけ下から持ち上げるように打ちます。
・3つ目はドライブ…トップスピンでナックルの球質を無力化してリターンする打法です。
・4つ目はカットしてリターンするもので、ナックルにたいして強打やロング打法でリターンする自信がない時、時間的に余裕がない時はカットしてリターン。

ツブ高ラバーで少し押すようにツッツキをすると、上回転タイプのナックルになります。
この2つのタイプのナックルボールを見分けるのは難しいが、よくボールを見て、ボールの飛び方のちがいを感じること。

上回転タイプはふわっと飛んできて、ボールが台にバウンドした時、ほんの少し、下回転タイプよりも上にはねるように見えると思います。
この上回転タイプは下回転を打つように打つと、オーバーミスが出やすくなります。
水平強打の場合は通常よりもさらに上から打つ。
またドライブはラケット角度をかぶせて、スイングも前方向に修正します。
この2つのタイプのナックルボールを打ち分けられると、ツブ高攻略でき、プラスチックボールでのミスも軽減されそうです。

「相手がラケットを当てただけでのゆっくり高い返球をしてきた時、思いっきり打ち込むとネットしてしまいます」
ナックルか下切れになっているのでそのようになってしまうのでしょうか…最近のみんなのミスはこれかな!?
ゆるいボールというのは、空気抵抗に負けてナックル性(無回転)になりやすいということからです。

表ラバーでナックルが出しやすいので…
相手選手がナックルを打ちあぐんでいるうちに…
ナックルボールと早く仲良くなって自分の戦略を確立したいと思います。(^^ゞ