2015年08月16日更新
チキータの重要性あり! もう一度見直そう!!

連続猛暑日が続いているお盆の最中ではあるが、練習場に足を運んでみました。
この練習場はクーラー付きで、暑さとの葛藤がなく練習や試合に集中出来ます。

表ラバーバックハンドの精度を上げるべく、数人の選手とフォアハンド、バックハンドの切り替えを含めて強化をしっかりやりました。
表ラバーは対戦相手を替える度に、「速度、回転、スピード」が違い、面だしや押しの力加減、足の運びをしっかりやらないと、ミスにつながりました。
裏ラバーのバックハンドでは、多少手を伸ばしてラケットに引掛ければ返球できたのですが、表ラバーでは一点に集中しなければ駄目だという印象です。
しかし、しっかり打球で来た時には、相手の返球は難しいものになる事がわかりました。
表ラバーバックハンドは、しっかり打球出来れば決定打になりますが、その反面反対のフォア側をしっかりしたものにしなくては、ならないことが見えてきます。

この練習場では、個々の練習の後に4、5名のブロックに分けてリーグ戦を行います。
私の今日のリーグは一番上位のAチームでした。
初戦は、左ペンホルダードライブマンの選手です。
サービスを台から出ないよう細心の注意を払いました。
しかし、しっかり切れていないと、台上でフリックされてしまいます。
レシーブでは、バック側、フォア側にしっかり切って、台のぎりぎりエンドまで深く運んで、ドライブミスを誘いました。
これがしっかり出来たゲームでは勝利をしましたが、自分から撃って試合は先行することは全く出来ませんでした。

次に若い20代の裏裏シェークハンドの選手です。 ラバーはテナジーです。
この選手との試合でも前の試合と同じようにサービスに細心の注意を払いました。
しかし、フォアよりのサービスではフリックで、真ん中からバックよりではチキータレシーブで常に先行されてしまいました。
サービスの出し所がありません( 一一)

勿論、台から出てしまったものは、ドライブ、バックハンドで打ち込まれてしまいます。
この選手は1年ぶりで、プラボールは初めてでいつの間にかボール変更でびっくりしたと言っていました。
少し緩急を混ぜて対応し、7本位まではリードしましたが、段々ボールに慣れてきた様で7−7に追いつかれ此処からは相手のミスがなくなりました。

ここで、チキータができる選手は、レシーブから戦術を組み立てる大きな役割を果たせるんだと思いました。
サービス側が自分の組み立てで試合を進めようと思っても、どこにサービスを置いたら相手選手からの、攻めのないレシーブをしてくれるのか〜困りました。
もう一度、チキータの重要性について考えてみたいと思います。

・5、6年前には下回転の短いサービスに対しては、ストップかツッツキでレシーブすることがほとんどでしたが、今はチキータや台上バックハンドドライブで攻撃的レシーブすることが当たり前になっています。
・回転の理論から考えると、短い下回転サービスに対して台上でドライブをかけるチキータレシーブは、カット(下回転)をドライブで返球する「カット打ち」と同じ理屈になるというのです。『下回転を上回転に変える』
・戦術の幅が格段に広がる…チキータで攻撃的に先手を取り、ストップやツッツキでのレシーブを混ぜる。
・サービスの組み立てには、細心の注意を払い、相手のチキータを防ぐ為のロングサービス、フォア前、ミドル前、バック前に下回転、ナックル性、横回転、逆横回転など様々な種類のサービスを出せるように!!
・3球目で攻める為の「読み」「待ち」、ショートサービスの中にロングサービスを混ぜる事も忘れないように!!

表ラバーでチキータとはいきませんが〜台上でツッツキ以外にバック裏面でバックプッシュでレシーブができるように!
又、チキータされた時の対応についても練習していきたいと思います。
毎回の練習でもチキータの対応力を上げ、技術と才能へと変わっていけるよう頑張りたいですね(*‘∀‘)