2016年08月12日更新
リオ五輪!卓球「男子シングルス」決勝戦!!

写真:リオ五輪!卓球「男子シングルス」決勝戦!!

◆男子シングルス 決勝戦 結果

○ 馬龍 4 (12.5.4.4) 2 張継科

「男子シングルス」決勝戦!

台上技術(チキータ…)が得意な張継科選手に対し、
馬龍選手はロング系のサーブを多く使っていました。

第1ゲーム、11−12張選手からミドル前に出されたサービスを、
馬龍選手はフォアで張選手のバック前にストップで返球。

切れていたのでしょうか?!
「ボールが止まった感じ」になり、張選手は台上ドライブをしようとしましたが
空振りをしてしまいました。
ここで12−12と追いつかれてしまいます。

次に馬龍選手にサーブ権がわたり、ここで馬龍選手は長めのサービスを出し
張継科選手のオーバーミスを誘いました。

これは前のプレーの空振りが効いているのかも知れません。
馬龍選手は良く相手が見れていて冷静だったのでしょうね。

13−12となり張選手からのサーブ。
ストップのラリー、フォア前に来たボールを張選手は、
クロスにフリックしたボールがオーバーミスとなり、
14−12で接戦を馬龍選手が制しました。

張選手は、4−8から5ポイント連続して9−8と逆転。
その後、11−10・12−11と張選手にチャンスがありましたが、
惜しくも第2ゲームを落としてしまう結果に…。

第3ゲームの3−3。
張選手の打点が下がったドライブを馬龍選手がカウンターで狙い撃ち。
その後1点返されるも6ポイント連続得点をとられ、ゲームカウント3−0に。
ここも馬龍選手が波に乗ってしまったポイントかも知れませんね。

打ち合いとなったラリー後に、時おり腰に手を当てあまり調子が良くないのかな?
と感じるところが…。

第4ゲーム、10−4
張選手がバックストレートに回り込んで打ったボールを、
馬龍選手がフォアクロスに打ち抜き試合が決まりました。

ここでも最後、張選手がボールを追いかける姿に不安を感じました。
でも、ここまで勝ち抜いてこれるのは実力者だからでしょうね。

優勝が決まった瞬間「馬龍選手」は、両手でハートマークを作り、
場内にアピールをしていました。

あれはどういう意味のパフォーマンスなんだろう???

死闘を制したッ!!…という感じの決勝戦ではありませんでしたが、
今回も強かった「中国」選手!!