2016年08月16日更新
リオ五輪、卓球男子団体史上初のメダル確定! 決勝戦へ!!(その1)

写真:リオ五輪、卓球男子団体史上初のメダル確定! 決勝戦へ!!(その1)

男子団体準決勝は、日本vs.ドイツ です。
結果「日本 3 -1 ドイツ」で、ドイツに初めて勝利して、悲願の決勝戦進出をしました☆彡

第1試合
吉村真晴 選手  0 (-8・-3・-3)3  ドミトリー・オフチャロフ選手

第2試合
水谷隼選手  3(9・5・10)0   ティモ・ボル選手

第3試合
丹羽孝希/吉村真晴選手  3(5・-13・4・5)1 ティモ・ボル/バスティアン・シュテーガー選手

第4試合
水谷隼選手  3(5・4・4)0  バスティアン・シュテーガー選手

.....................................................................................
・第一試合…吉村真晴 選手 VS ドトリー・オフチャロフ選手
吉村真晴選手は、このリオで23歳の誕生日を迎えました。
オリンピックは初めてで、メダルを掛ける戦いの第一試合になりました。

相手の「ドミトリー・オフチャロフ選手wr5」は、27歳で3回目のオリンピック。
ロンドン五輪シングルスの銅メダリストで、今回は惜しくもメダルを逃してしまいました。
この欧州最強を誇るドイツのエース!!
プレーの特徴は、サービスのバリエーションが多い。
フォアしゃがみ込みサーブ、バックサーブが得意です。

吉村真晴選手もサービスを得意としています。
このゲームは互角な戦いでしたが、最後はネットに掛けてオフチャロフ選手の勝利。

第2ゲームはラリー戦でした。
身長186cmのオフチャロフ選手は177cmの吉村選手の、上から打ち込んで来ます。
台近くで戦っているのは、オフチャロフ選手。
2-8の時、ラリー中スパープレーのは「背面打ち」までも交えてラリーするが、流れは変えられなかった!
3-11には、オフチャロフ選手のバックに、吉村選手のラケットは弾かれました。
このゲームでは、サーブの得意な吉村選手が、自身のサーブから得点することができませんでした。
....................................................................................
・第二試合…水谷隼選手 VS ティモ・ボル選手

ティモ・ボル選手(wr13)でヨーロッパの英雄と呼ばれています。
35歳でリオは5回目のオリンピック参戦になります。
ボル選手はここ一年、怪我が多くあまり調子が良くないと聞いています。

過去、水谷隼選手はボル選手との対戦では、1勝14敗で最も苦手な選手だそうです。
現在は、水谷選手のほうが伸びていて、世界ランクも上になっています。
そんな水谷選手は、このオリンピックの舞台では、過去のキャリヤや世界ランク、対戦成績は、
関係ない、疲れもあるものの強い気持ちが出ている。

ボル選手は、ラケットを立てて手首を曲げて出すYGサービスが得意です。
(YGサービスとは、若い選手が出していた所から「ヤングジェネレーションサービス」と呼ばれる)

水谷選手は、投げ上げサービスを真直ぐに上げる様に、審判から注意を受けました。
また、ティモ・ボル選手も手から16cmを上げる様、審判から注意されていました。

水谷選手の速いボールがボル選手のミスを誘いました。
ボル選手の浅くて低いボールは撃ち負けをしてしまう。
しかし、終始、強気で攻めていた水谷選手が、宿敵のドイツ選手に勝ち1対1としました。
.......................................................................

.....第三試合へつづく